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引っ越してきた年の何月かは覚えていないが、
母に連れられ初めて映画と言う物を観た。
島には映画館が無かった。
「シベリア物語」と言うロシアで2番目の
総天然色映画だった。
わずか8歳の私には退屈で有ったのだろう
寝てしまった。
履いていた下駄を落とした。
「ガタッ」と言う音で目を覚ました。
当時の映画館の床は板張りだった。
周りの人の注目を浴びた。
当時はまだ靴は高級品だったので買ってもらえず、
下駄ばきだった。
母は無類の映画好きだった。
それも日本映画は全く観ない。
洋画のみである。
映画を観に行く日は、学校から帰るとすでに
夕御飯の支度が出来ている。
宿題を済ませるとすぐに自転車で出掛けるのだ。
帰りはお留守番をしてくれている家族に
お土産を買って帰る。
冬は焼き芋だ。
自転車の後ろでやき芋をお腹に当てて帰るのが
暖かくてとても幸せだった。
母とは度々映画を観に行った。

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母に連れられ初めて映画と言う物を観た。
島には映画館が無かった。
「シベリア物語」と言うロシアで2番目の
総天然色映画だった。
わずか8歳の私には退屈で有ったのだろう
寝てしまった。
履いていた下駄を落とした。
「ガタッ」と言う音で目を覚ました。
当時の映画館の床は板張りだった。
周りの人の注目を浴びた。
当時はまだ靴は高級品だったので買ってもらえず、
下駄ばきだった。
母は無類の映画好きだった。
それも日本映画は全く観ない。
洋画のみである。
映画を観に行く日は、学校から帰るとすでに
夕御飯の支度が出来ている。
宿題を済ませるとすぐに自転車で出掛けるのだ。
帰りはお留守番をしてくれている家族に
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総天然色! いい響きですねぇ〜♪
2014-05-01 19:51
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