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個別記事の管理2016-02-03 (Wed)
シンガポール旅行3日目は市内観光をする事にした。

シンガポールは多民族国家。

淡路島程の国土に様々な人種が同居している。

中でも中国系住民は78%を占めている。(1994年当時)

その彼らが作ったのがチャイナタウンである。


チャイナタウン

イギリス東インド会社のラッフルズ卿がシンガポールに上陸し、貿易港として

シンガポール発展の基礎を築いて以来、様々な国の人々が、この地に流入して

来た事は良く知られている。

ラッフルズ卿は、それぞれの民族の生活様式を尊重したので、移民によって形成された

チャイナタウン、アラブ人街、印度人街は、現在も個性を主張しながらそれぞれ共存している。


チャイナタウンは、シンガポールを訪れる旅行者が一度は歩いてみたいスポットだ。


スミス・ストリートとトレンガヌ・ストリートの角にあるチャイナタウン・コンプレックスは

地下1階は生鮮食料品のマーケット。

1階は洋服や雑貨、2階は100軒以上の屋台が集まった大フードセンターで、食事時などは

中国人の食への情熱、エネルギッシュさに圧倒される。



シンガポール 1994年5 チャイナタウ ン⑩トレンガヌ・ストリート221-1
チャイナタウ ン トレンガヌ・ストリート(1994年5月)



路地を歩けば、トライショー(人力三輪車)が走っていたり、お土産屋の民俗工芸品が旅行者を誘う。

6月から7月はドリアンの季節で、通りにはこの“フルーツの王様”の強烈な匂いが立ち込める。



シンガポール トライショー(2人乗り)
トライショー(2人乗り)(画像はお借りしました)




シアン・ホッケン寺院(天福宮Thian Hock Keng Temple)

シンガポールの草創期に建てられたシンガポール最古の荘厳な中国寺院。

高層ビルやモスクに囲まれた国際都市シンガポールらしい名所は、

中華系シンガポーリアンの心のよりどころになっている。


高層ビルが並ぶビジネス街の中に、古き佳き趣きのテロック・アエア・ストリートがありる。

ここに建つこの道教寺院は、1841年に福建省出身の華人たちが建てたもの。

きらびやかで豪華な伽藍が印象的。



シンガポール 1994年5 チャイナタウ ン⑨219-1
シアン・ホッケン寺院(1994年5月)




シンガポール 1994年5 チャイナタウ ン④214-1
シアン・ホッケン寺院(1994年5月) 屋根の装飾が面白い



赤い提灯に照らされた境内にはいつも線香の煙が立ち込め、ひざまづいてお祈りをする

中華系シンガポーリアンの姿が絶えない。



シンガポール 1994年5 チャイナタウ ン⑥216-1
シアン・ホッケン寺院(1994年5月)



シンガポール 1994年5 チャイナタウ ン⑦217-1
シアン・ホッケン寺院(1994年5月)



シンガポール 1994年5 チャイナタウ ン⑧218-1
シアン・ホッケン寺院(1994年5月)



シンガポール シアン・ホッケン寺院①現在
シアン・ホッケン寺院 現在(画像お借りしました)




シアン・フッケン寺院本殿中央には海の守り神「天后」が祀られている
シアン・フッケン寺院本殿中央には海の守り神「天后」が祀られている(画像お借りしました)




この寺院の右隣には薔薇色のイスラム寺院「ナゴール・ダルガー寺院」がある。

1828年から1830年の間に南インドからのイスラム教徒によって建てられたイスラム寺院。


シンガポール ナゴール・ダルガー寺院
ナゴール・ダルガー寺院(画像お借りしました)




左に数軒離れると「アル・アブラー・モスク」がそれぞれ建っている。

1827年にインド系のモスリム教徒により建設されたイスラム寺院で国の記念建造物にも指定されている。

現在の建物は1850年から1855年にかけて再建されたものだが、再建前の建物は、

かやぶき屋根の簡素な造りだったことから、小さなモスクと呼ばれていたそうだ。


シンガポール アル・アブラー・モスク
アル・アブラー・モスク(画像お借りしました)



国際色豊かなシンガポールの特色を感じさせる。



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