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香港の気候は中国の南側沿岸に位置し、南シナ海に面しているため
海からの湿った空気が入って来るので、1年を通して比較的暖かく
湿度の高い都市だ。
【2月~4月】
比較的過ごしやすい香港の春。
雨量も夏季程多くないので旅行中は天候に恵まれる機会も多い。
しかしながら、秋に比べて湿度が高いのが特徴的。
この時期は、霧が発生しやすい季節で、視界がわるくなり、
ときには名物のスターフェリーや航空の運航に影響することもある。
折角来たのに百万ドルの夜景が見えなかったりする。
【5月~9月】
気温も高いが湿度も高いので、より一層猛烈な暑さを感じる香港の夏だ!
この時期に香港を訪問すると、空港を出てバス乗り場まで行くまでに
蒸し暑さで息切れがしそうになる。
『あ~~。酸素が欲しい!!』とつい言ってしまうのだ。
この猛烈な暑さが、香港の街をよりダイナミックにみせてくれる。
暫く住んでいると慣れて来て何ともなくなって来るのが不思議だ。
【10月~11月】
秋になると、猛烈な暑さがなくなり日に日に涼しくなっていくのが感じられる。
秋といっても、日本に比べると暖かいし、紅葉するような樹が無いので、
日本の様な紅葉は見られないのだ。
晴れの日も多い季節なので、一番快適に過ごせる季節だ。
【12月~2月】
中国大陸からの、爽やかな空気が流れてくるのでとても快適に過ごせる季節。
天気も安定していて、晴れの日が多い。
香港では、観測を始めてから いまだに確認されていないのが降雪だ。
ホワイト・クリスマスは、香港では永遠に見られないかもしれない。
雪がなくても、街中がイルミネーションで飾られるので雰囲気は盛り上がる。
香港の観測史上、一番気温が下がった時で0度だそうで、
通常の日でも10度以下になることは少ない。
香港の夜景が一番キレイに見られる季節だ。
普段は割合に温かい冬であるが、
「低温警報」が発令された時があったのだ。
香港の1月の平均最低気温は13.6度で、温かい。
ところが、過去の最低気温を見ると
「1893年1月18日/ 0.0度」という記録がある。
香港大学(以下、HKU)のウェブライブラリに、この1893年1月18日の寒波について
書かれている資料(THE HONG KONg FROST OF JANUARY 1893)があったそうだ。
1991年12月28日、香港全土にわたって、気温が5度以下になった、という記述がある。
丁度その時に私は香港に居たのだ。
【「寒波は確実に、人々に経済的な影響を与えた。
家庭やオフィスの暖房をさらに強める必要があったが、香港ではこのような
低い気温になることはめったにないため、ほとんどの建物が効果的に熱を
維持できる設計ではなかった。
地元の商人によると、石油ストーブが飛ぶように売れたという。】
と1991年12月30日付のサウス・チャイナ・モーニング・ポストは伝えている」
("A Cold Spell in Hong Kong"から抜粋/拙
と資料に書かれていたそうだ。
(香港ナビ・monthly oystergate 2008-01 参照)
1991年12月27日は最低気温19度、最高気温21度。
12月28日最低気温6度、最高気温8度。
12月29日最低気温5度、最高気温6度。
12月30日最低気温9度、最高気温12度。
12月31日最低気温12度、最高気温16度。
と、私の手帳には記されている。
香港は比較的冬でも温かいので、冷房設備は完備しているが
暖房設備は無いのだ。
家庭のエアコンは冷房オンリーなのだ。
では、暖房の無い最高気温6度とはどんな世界だろ?
12月28日は朝から寒かったが、お昼くらいには温かくなるだろうと
思っていたが夜になっても気温は上がらなかった。
兎に角寒い!!
着る物は秋用のあまり温かくない物ばかりなので何枚重ね着しても寒いのだ。
夜はタオルケットだけなので、それはそれは寒い。
29日は前日よりももっと寒いのだ。
家の中は寒いが、外に出ればましかと思い、デパートに行って見ると、
デパートは冷房がガンガンに効いてもっと寒かった。
帰宅したが震えが止まらない。
お茶を飲んでいる間は温かいが一瞬だけだ。
我慢しきれなくなり夫が帰宅するや否や
「寒すぎるから温かいパジャマを買いに行こう」と誘い、
そごうデパートまで買いに行った。
パジャマは温かくしたがお布団がタオルケットではやはり寒い。
30日は中国デパートに出掛け布団を買いに行った。
デパートに行って見ると温かいお布団が山積みにしてあった。
中国の人達が着ている様な綿入れのベストが沢山有った。
流石中国デパートだな~~。早く来ればよかったと思ったのだ。
お陰でこの夜は温かく休むことができた。
30日は前日よりは少し温かかったが、昼間は家事仕事を終えた後は、
一日中お布団にくるまって過ごしたのだ。
この時の寒さは今でもはっきりと覚えているのだ。
1992年の元旦は終日雨だった。
この時の「低温警報」は歴史に残るものらしい。
年明けには早速ハーフコートを縫ったのだ。
ご訪問有難う御座います。
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海からの湿った空気が入って来るので、1年を通して比較的暖かく
湿度の高い都市だ。
【2月~4月】
比較的過ごしやすい香港の春。
雨量も夏季程多くないので旅行中は天候に恵まれる機会も多い。
しかしながら、秋に比べて湿度が高いのが特徴的。
この時期は、霧が発生しやすい季節で、視界がわるくなり、
ときには名物のスターフェリーや航空の運航に影響することもある。
折角来たのに百万ドルの夜景が見えなかったりする。
【5月~9月】
気温も高いが湿度も高いので、より一層猛烈な暑さを感じる香港の夏だ!
この時期に香港を訪問すると、空港を出てバス乗り場まで行くまでに
蒸し暑さで息切れがしそうになる。
『あ~~。酸素が欲しい!!』とつい言ってしまうのだ。
この猛烈な暑さが、香港の街をよりダイナミックにみせてくれる。
暫く住んでいると慣れて来て何ともなくなって来るのが不思議だ。
【10月~11月】
秋になると、猛烈な暑さがなくなり日に日に涼しくなっていくのが感じられる。
秋といっても、日本に比べると暖かいし、紅葉するような樹が無いので、
日本の様な紅葉は見られないのだ。
晴れの日も多い季節なので、一番快適に過ごせる季節だ。
【12月~2月】
中国大陸からの、爽やかな空気が流れてくるのでとても快適に過ごせる季節。
天気も安定していて、晴れの日が多い。
香港では、観測を始めてから いまだに確認されていないのが降雪だ。
ホワイト・クリスマスは、香港では永遠に見られないかもしれない。
雪がなくても、街中がイルミネーションで飾られるので雰囲気は盛り上がる。
香港の観測史上、一番気温が下がった時で0度だそうで、
通常の日でも10度以下になることは少ない。
香港の夜景が一番キレイに見られる季節だ。
普段は割合に温かい冬であるが、
「低温警報」が発令された時があったのだ。
香港の1月の平均最低気温は13.6度で、温かい。
ところが、過去の最低気温を見ると
「1893年1月18日/ 0.0度」という記録がある。
香港大学(以下、HKU)のウェブライブラリに、この1893年1月18日の寒波について
書かれている資料(THE HONG KONg FROST OF JANUARY 1893)があったそうだ。
1991年12月28日、香港全土にわたって、気温が5度以下になった、という記述がある。
丁度その時に私は香港に居たのだ。
【「寒波は確実に、人々に経済的な影響を与えた。
家庭やオフィスの暖房をさらに強める必要があったが、香港ではこのような
低い気温になることはめったにないため、ほとんどの建物が効果的に熱を
維持できる設計ではなかった。
地元の商人によると、石油ストーブが飛ぶように売れたという。】
と1991年12月30日付のサウス・チャイナ・モーニング・ポストは伝えている」
("A Cold Spell in Hong Kong"から抜粋/拙
と資料に書かれていたそうだ。
(香港ナビ・monthly oystergate 2008-01 参照)
1991年12月27日は最低気温19度、最高気温21度。
12月28日最低気温6度、最高気温8度。
12月29日最低気温5度、最高気温6度。
12月30日最低気温9度、最高気温12度。
12月31日最低気温12度、最高気温16度。
と、私の手帳には記されている。
香港は比較的冬でも温かいので、冷房設備は完備しているが
暖房設備は無いのだ。
家庭のエアコンは冷房オンリーなのだ。
では、暖房の無い最高気温6度とはどんな世界だろ?
12月28日は朝から寒かったが、お昼くらいには温かくなるだろうと
思っていたが夜になっても気温は上がらなかった。
兎に角寒い!!
着る物は秋用のあまり温かくない物ばかりなので何枚重ね着しても寒いのだ。
夜はタオルケットだけなので、それはそれは寒い。
29日は前日よりももっと寒いのだ。
家の中は寒いが、外に出ればましかと思い、デパートに行って見ると、
デパートは冷房がガンガンに効いてもっと寒かった。
帰宅したが震えが止まらない。
お茶を飲んでいる間は温かいが一瞬だけだ。
我慢しきれなくなり夫が帰宅するや否や
「寒すぎるから温かいパジャマを買いに行こう」と誘い、
そごうデパートまで買いに行った。
パジャマは温かくしたがお布団がタオルケットではやはり寒い。
30日は中国デパートに出掛け布団を買いに行った。
デパートに行って見ると温かいお布団が山積みにしてあった。
中国の人達が着ている様な綿入れのベストが沢山有った。
流石中国デパートだな~~。早く来ればよかったと思ったのだ。
お陰でこの夜は温かく休むことができた。
30日は前日よりは少し温かかったが、昼間は家事仕事を終えた後は、
一日中お布団にくるまって過ごしたのだ。
この時の寒さは今でもはっきりと覚えているのだ。
1992年の元旦は終日雨だった。
この時の「低温警報」は歴史に残るものらしい。
年明けには早速ハーフコートを縫ったのだ。
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