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個別記事の管理2015-06-08 (Mon)
ロサンゼルスに行って間もない頃、

夫が買いたい物があると言ってドラッグストアへ連れて行ってくれた。


ドラッグストアと聞いただけで、ドキドキしながらお店に入った。


見まわすと、市販薬が山の様に並んでいた。


しかし、お薬にしては余りにも数が多いので、

夫に「これ全部お薬なの?」

と聞いた。

夫は「お薬もあるけど大半はサプリメントだ。」

と教えてくれた。



私はサプリメントはせいぜいビタミンC位しか飲んだ事が無かったのだ。



当時の日本のお薬屋さんは小さくて薬剤師がカウンターの奥にいて、

お目当てのお薬が無い時は聞いて出してもらって居た。



アメリカではまるでスーパーマーケットの様な感じのお店だった。

珍しいので色々見て歩くのが楽しかった。



アメリカと日本のサプリメントの違い

アメリカは世界的にも“サプリ大国”と言われている。

アメリカでサプリメントが発展した理由は、

健康保険制度の違いが大きな要因だそうだ。



日本で暮らしている私たちは、体調が悪くなったら、

あたりまえのように病院(医療機関)に行き、

健康保険証を提示する。

これによって、ほとんどの人が実際にかかった医療費の3割を

負担することで必要な医療を受けることができる。



これは、日本の健康保険制度は国民の全員が必ず加入する

という決まりがあるためだ。



一方アメリカでは、全ての国民が国の健康保険に

加入しなければいけない、というシステムでは無いのだ。

任意で民間の保険会社に入るのだ。


その為、病気になって医療機関にかかる際、ほとんどの人が

高額な料金を払わなければならない。。

そうなると、なるべく医療機関にかからないように

病気を予防する意識が高まっていったのだそうだ。



そこで活用されているのがサプリメントなのだ。

日本よりもはるかに多くの種類が発売され、

多くの人が利用している理由はここにあると言える。



アメリカでは、サプリメントに対する定義づけ

法律(DSHEA:Dietary Supplement Health and Education Act:

ダイエタリー・サプリメント健康教育法)で定められている


すべての情報を開示しなければならないため、メーカーの

都合の悪い情報を隠すことができない。

消費者が得たい情報をしっかりと得られるようになっている。

そのため日本のサプリメントと違って、効果・効能や飲むタイミングが

はっきりと明記されている




日本ではサプリメントを栄養補助食品、つまり“食品”と位置づけている。

これは「サプリメントとはどういうものか」と明確に定義する決まりがない

ということになるのだ。


そのため、品質や規格が各メーカーにゆだねられている状態だそうだ。



日本とアメリカではサプリメントを取り巻く背景や意識が違うため、

仕様や表記が異なることは認識して置いた方が良さそうだ。
(恵比寿メディカルビュークリニック 川端愛子より参照)



庭の花⑥-1




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