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個別記事の管理2015-04-21 (Tue)
奈良東大寺を観た後、まだ少し時間が早かったので、

若草山ドライブウエイを通って帰ろうと言う事になった。



若草山の頂上を目指して、車を走らせた。



びっくりするようなきつ~~いヘアピンカーブを登りきった所に

駐車場があった。



車を止めて徒歩で数分歩いた所が、若草山の山頂だった。



夕方でお天気が良くなかったが、奈良盆地が一望できる

とても見晴らしの良い所だった。


奈良若草山3重目立て札
奈良若草山3重目立て札



山頂には鶯塚古墳があり、「鶯陵」と書かれた大きな石碑があった。

奈良若草山3重目・鶯塚古墳
奈良若草山3重目・鶯塚古墳の「鶯陵」



この場所は、お天気の良い時は素晴らしい眺望だと思う。



奈良若草山3重目 自撮りする娘・孫



驚いた事に、こんな高い所にも鹿が生息して居た


奈良若草山3重目に生息する鹿②
奈良若草山3重目に生息する鹿



奈良公園の鹿と違い、のんびりしていて全く逃げる様子もなく、

よくなついていた。



孫達は鹿と遊べる事を喜んで、鹿せんべいを持って居ないことを

非常に悔しがっていた。

そこで草をむしって食べさせていた。



鹿と戯れる孫




暫く居たが風が冷たくなってきたので帰路に着いた。




この日は思いがけない路線変更では有ったが、

孫も、娘も大変満足してくれた。




奈良はまだまだ古い家並みが残って居て、

風情ある趣だった。




鶯塚古墳

若草山は、一重、二重、三重と山が連なっているが、

一般の観光客は一重目の山腹までしか登らない。


奈良若草山案内図
奈良若草山案内図



奈良若草山1重目
奈良若草山1重目



一重目の頂上近くには柵が張り巡らされていて頂上には行けない。

頂上から二重目、三重目と登ろうとすれば、

二月堂の方角から柵に沿って登っていく。



三重目の頂上が若草山山頂であり三角点はここにある。

枕草子にも登場する「鶯塚古墳」はここにある。


奈良若草山3重目・鶯塚遺跡
奈良若草山3重目・鶯塚遺跡



若草山の頂上に築かれた全長103mの前方後円墳で、

後円部に「鶯陵」の石碑が立っている。


奈良若草山3重目・鶯塚古墳②


南側を向いた、標高300m以上の山頂にある古墳としては、

我が国でも最大級に属し、通説で仁徳皇后の墓といわれている。



清少納言が「枕草子」第17段で、「みささぎは うぐひすのみささぎ、

かしはぎのみささぎ、あめのみささぎ。 」と書いている

「うぐいすのみささぎ」がここだとされている。




正月の「山焼き」で有名な「若草山」は、麓から上を見上げた時は

一つの山にしか見えないが、実は笠を伏せた様な3段からなる山で、

昔は若草山を「三笠山」と言っていた。

入山料150円を払って頂上(標高308.6m)から、見下ろすと

若草山が3段からなる山であることがよく分かる。



芝生の保護のため入山は制限されており、

入山期間は、3月21日~6月15日と、9月10日~11月25日の

春季・秋季のみである。

しかし、山頂・三角点・鶯塚古墳へは、春日山スカイラインの

「若草山頂上」から徒歩で3分ほどで頂上へ登れる。




若草山の二重目からの眺望は頂上からは北に山城の山々

南に二上山、葛城山、金剛山の山々が望まれて、

西に、矢田山系越しに生駒山系が望める。

更に眼下には、春日大社・東大寺・平城京跡なども見る事が出来る。



奈良若草山2重目 (2)
奈良若草山2重目



周囲には大きな樹木が無く、低木と草に覆われているので、

奈良盆地を一望できる展望が楽しめる。
(邪馬台国大研究ホームページ参照)



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