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個別記事の管理2015-02-12 (Thu)
先日病院へ行った時の初診で尿検査をした。

お医者さんから

ケトン体が1+になっていますね。

気にするほどでは無いですが・・・・。今朝はお食事をしましたか?」

と聞かれた。

「食欲が無くて、豆乳コップ半分とりんご半分食べました。」と答えた。

「そうですか。糖質をもっと沢山摂って下さいね。」と言われた。



ケトン体?

聞いた事がある様な、ない様な、良く分からなかったので調べて見た。



尿中ケトン体

ケトン体とは、脂肪が分解されてエネルギー源として利用される際にできる、

アセト酢酸・βーヒドロキシ酪酸・アセトンを総称したもので、

脂肪分解時の中間代謝産物だ。


通常の尿中にもケトン体は存在するが、試験紙のように一般的なスクリーニングで

用いられる定性法では検出できないほど僅かな量だ。



数値としては陰性(-)が0mg/dL、 擬陽性(±)が0~5mg/dL未満 、

陽性(+)が5~20mg/dL未満、陽性(2+)が20~100mg/dL未満、  

陽性(3+)が100mg/dL以上で、数値が高いほど病状は深刻だ。



各状態からみた尿ケトン体

糖尿病と尿ケトン体

妊娠と尿ケトン体

ダイエットと尿ケトン体

運動と尿ケトン体

嘔吐や下痢と尿ケトン体

などの目安になるらしい。


健康診断結果でケトン体が陽性だった場合は栄養不足、拒食症、脱水症、

糖尿病、バセドウ病など
を疑うことができるそうだ。



ケトン体が増える原因は糖質不足だそうだ。

白米やパンなどの炭水化物、砂糖などから糖質を摂ると、体内でブドウ糖が生成される。

そのブドウ糖が全身に運ばれて、私たちのエネルギー源になる。

しかし、ブドウ糖が不足すると、代わりに体内に蓄えた脂肪をエネルギー源に利用する。

脂肪をエネルギー源に換えたときに出る物質がケトン体であり、

その結果「糖質不足=ケトン体が多くなる」とも判断できる。

栄養不足が糖質不足の原因であり、ブドウ糖不足で脂肪が燃焼されて、

ケトン体が増えることは正しいが、それとは別に健康診断では

ケトン体を主に糖尿病の検査項目として扱っている。
(メディチェ/ベストメディック/プラスウェルネス健康ガイド参照)



「ケトン体ダイエット」

ダイエット開始から2週間ほどの間、炭水化物の摂取量を極端に減らすことで

血糖値及びインスリンをコントロールし、体脂肪が消費されやすい体質を作るというもの。


また、制限をするのは炭水化物のみで、たんぱく質や脂質の制限はないが、

もちろん食べ過ぎは禁物だ。


食事から炭水化物(糖質)を極端に減らすと、すい臓でインスリンが作られず

血中の糖がなくなってしまう。

すると、身体は糖に代わるエネルギー源として、体内の脂肪が分解された

「ケトン体」を使い始める。

このように、血液中に増えたケトン体がエネルギーとして使われている状態を

「ケトーシス」と呼ぶ。

食べ物から摂取した糖の代わりに、脂肪が分解されてできたケトン体が

エネルギーとして使われるため、効率よく体脂肪が減少するという理論だ。
(雑学/健康・ダイエットより)


ケトン体ダイエットが流行ったらしいがなんだか、

余り健康に良い様には思えない。




私の場合は過去に何回か尿検査をした事があるが、今まで一度もケトン体の事は

話題になった事が無い。

多分、正常だったのだろう。

今回はたまたま朝食が少なかった事で結果的に出てしまったのだと思っておこう。

次回また病気をして尿検査をした結果で陽性なら気を付けなければいけないだろう。



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