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数年前の事だが、娘が、
「歯が白くないのは赤ちゃんの時に抗生物質を摂るとなるんだって、
お母さん知ってた??」と言った事があった。
「へえ~~!! 知らなかったけど本当?」
ちょっと気になった。
と言うのは、娘は小さい時は毎月の様に風邪をひいて、
病院通いをして居たのだ。
お医者さんは「抗生物質を出しておきましょう。」言ってお薬を貰っていた。
風邪を良く引くのは、生後3ヶ月の時に百日咳に罹り、
母乳を飲まなくなってしまったので、
母親からの免疫が行き渡って居なかったのかもしれないのだ。
だが、小学校に入る頃には大分風邪を引かなくなって来た。
確かによそ様のお子さんと比べると歯が黄色いのだ。
そこで調べて見た。
「歯の色」は人それぞれ違う。
歯は黄色みを帯びた象牙質が半透明のエナメル質で
覆われた構造をしているため、
真っ白ではなくやや黄色く見えるのです。
この象牙質とエナメル質の色味には個人差があり、
生まれつきの「歯の色」の違いとなってあらわれます。
さらに、このような各人固有の本来の歯の色に、様々な原因による着色が
重なることで、見た目に違いが出るのです。

歯が「着色」する4つの原因ってどんなもの?
1. 色素沈着
お茶やコーヒーに含まれる色素(主にタンニン)や、
歯の表面に固着し、着色につながります。
歯に着色しやすい飲食物は、「飲み物」ではコーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・赤ワインなど、
「食べ物」ではカレー・ぶどう・ミートソーススパゲッティなどです。


2. 抗生物質の副作用
テトラサイクリンという抗生物質を母親が妊娠中に服用していた場合、
もしくは新生児・乳幼児期に投与された場合、副作用として、
歯全体に変色があらわれる場合があります。
テトラサイクリン系抗生物質とは
テトラサイクリン系抗生物質(以下テトラサイクリン)は
一群の広域スペクトラム抗生物質の総称であるが、
薬剤耐性の出現によってかなりその有用性が低下している。
しかし、他の薬剤に無い優れた特性を持つため、現在でも一部の状況では処方として選択される。
テトラサイクリンの抗菌スペクトラムは、全ての抗菌薬で最も広い部類に属し、
抗菌薬で特に安価な一群でもある。
テトラサイクリンは骨や歯牙形成への
有害作用(ことに色素沈着=歯牙黄染)があるので、妊婦・授乳中の母親、
そして8歳以下の小児への投与は可能な限り避けられるべきである。
ただし、重症感染症で、かつテトラサイクリンが選択される状況では、
利益と有害作用の兼ね合いで、妊婦・小児などでも使用されることがありうる。
この場合、ドキシサイクリンが比較的副作用が軽い、という理由で好まれる。
3. 歯髄内出血の影響
むし歯の治療などで神経を抜いたり、外傷によって歯髄内で出血したりした場合、
血液成分により歯の内部が黒く変色する場合があります。
4. 加齢
歳を取るにつれてエナメル質が薄くなり、また象牙質自体も黄色みが増してくるので、
全体的に歯が黄ばんで見えるようになります。
(Lidea くらしとココロに、彩りを 暮らしと
くらしのアイディア 歯とお口の健康 参照)
もし抗生物質の影響ならば娘に申し訳ないと思う。
最近芸能人などで歯がやたら白すぎる方を見かけるが、
漂白するのはどんなものか、健康に害はないのかちょっと気になる所だ。

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「歯が白くないのは赤ちゃんの時に抗生物質を摂るとなるんだって、
お母さん知ってた??」と言った事があった。
「へえ~~!! 知らなかったけど本当?」
ちょっと気になった。
と言うのは、娘は小さい時は毎月の様に風邪をひいて、
病院通いをして居たのだ。
お医者さんは「抗生物質を出しておきましょう。」言ってお薬を貰っていた。
風邪を良く引くのは、生後3ヶ月の時に百日咳に罹り、
母乳を飲まなくなってしまったので、
母親からの免疫が行き渡って居なかったのかもしれないのだ。
だが、小学校に入る頃には大分風邪を引かなくなって来た。
確かによそ様のお子さんと比べると歯が黄色いのだ。
そこで調べて見た。
「歯の色」は人それぞれ違う。
歯は黄色みを帯びた象牙質が半透明のエナメル質で
覆われた構造をしているため、
真っ白ではなくやや黄色く見えるのです。
この象牙質とエナメル質の色味には個人差があり、
生まれつきの「歯の色」の違いとなってあらわれます。
さらに、このような各人固有の本来の歯の色に、様々な原因による着色が
重なることで、見た目に違いが出るのです。

歯が「着色」する4つの原因ってどんなもの?
1. 色素沈着
お茶やコーヒーに含まれる色素(主にタンニン)や、
歯の表面に固着し、着色につながります。
歯に着色しやすい飲食物は、「飲み物」ではコーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・赤ワインなど、
「食べ物」ではカレー・ぶどう・ミートソーススパゲッティなどです。


2. 抗生物質の副作用
テトラサイクリンという抗生物質を母親が妊娠中に服用していた場合、
もしくは新生児・乳幼児期に投与された場合、副作用として、
歯全体に変色があらわれる場合があります。
テトラサイクリン系抗生物質とは
テトラサイクリン系抗生物質(以下テトラサイクリン)は
一群の広域スペクトラム抗生物質の総称であるが、
薬剤耐性の出現によってかなりその有用性が低下している。
しかし、他の薬剤に無い優れた特性を持つため、現在でも一部の状況では処方として選択される。
テトラサイクリンの抗菌スペクトラムは、全ての抗菌薬で最も広い部類に属し、
抗菌薬で特に安価な一群でもある。
テトラサイクリンは骨や歯牙形成への
有害作用(ことに色素沈着=歯牙黄染)があるので、妊婦・授乳中の母親、
そして8歳以下の小児への投与は可能な限り避けられるべきである。
ただし、重症感染症で、かつテトラサイクリンが選択される状況では、
利益と有害作用の兼ね合いで、妊婦・小児などでも使用されることがありうる。
この場合、ドキシサイクリンが比較的副作用が軽い、という理由で好まれる。
3. 歯髄内出血の影響
むし歯の治療などで神経を抜いたり、外傷によって歯髄内で出血したりした場合、
血液成分により歯の内部が黒く変色する場合があります。
4. 加齢
歳を取るにつれてエナメル質が薄くなり、また象牙質自体も黄色みが増してくるので、
全体的に歯が黄ばんで見えるようになります。
(Lidea くらしとココロに、彩りを 暮らしと
くらしのアイディア 歯とお口の健康 参照)
もし抗生物質の影響ならば娘に申し訳ないと思う。
最近芸能人などで歯がやたら白すぎる方を見かけるが、
漂白するのはどんなものか、健康に害はないのかちょっと気になる所だ。

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