新顔野菜（２）

昨日の新顔野菜の続きです。

バラフ（アイスプラント）

南アフリカ原産の多肉植物。

肉厚の葉に小さな透明な水玉がびっしり付いている。

プラッター細胞と呼ばれる葉の一部。

名前の由来はスワヒリ語の「水晶」。そのため「水晶菜」とも呼ばれている。

この透明ビーズの様な物は塩類を隔離しておく為の細胞だそうだ。

ミネラル分を多く含むため、自然の塩味がする。

その上、塩味の調節も可能で、塩分を排出するカリウムが豊富。

酸味はリンゴ酸由来と体に嬉しい。

加熱しても色が変わりにくいらしい。

さっと茹でてお浸しやマリネとしても、鮮やかなみどり色とシャキシャキした感触が

残り、美味しく食べられる。

生活習慣病をはじめ、血糖値低下作用、抗酸化作用、抗老化効果があるとされ、ミネラルが

豊富な事もあり、暑い時期にはよさそうだ。


新顔野菜　パラフ（アイスプラント）


オレンジチェリー

オレンジチェリーとは食用ホオズキの事。

食べられるホオズキなのでフルーツホオズキと呼ばれる事もある。

パイナップルとマンゴーと桃の酸味がする不思議な果物。

ホオズキは栄養価たっぷりで奇跡の実と言われている。

さっと洗って生で食べればパンチの効いた甘酸っぱさだ。

欧米ではミラクルフルーツとされ、兎に角ビタミンＡ・Ｃ・Ｅが豊富。

コレステロール値の低下、美容効果、ガン予防、抗老化作用がある。

イノシトールがたっぷりだ。


オレンジチェリー（食用ホオズキ）



オレンジチェリー


バナナピーマン

バナナの形が可愛い緑黄色ピーマン。

果長１０ｃｍ～１５ｃｍのバナナの様な円錐形、果肉のしわは少なく滑らか。

普通のピーマンほど苦味が無く、ほんのり甘みが感じられる。

ピーマン嫌いの子供にも大丈夫。

唐辛子の甘味種で、通常売られているものは黄緑色の物が殆んど。

熟すに従って黄緑色からクリーム色へ、そして黄色からオレンジ、

塾すと鮮やかな赤色になる。

果肉はピーマンと言うよりパプリカに近い感じで、厚みがあり、糖度も８度位まで上がる。

甘くて果肉が軟らかいので生食に向いている。

カロテンやビタミンＣが多く含まれている。


新顔野菜　バナナピーマン



新顔野菜　バナナピーマン（熟した所）


新顔野菜は増え続けて、今やかなりの種類がある。

家庭で調理する機会が減り、外食で流行ったメニューの食材がそのまま

スーパーなどで販売される様になった。

サラダのスタイルが多様化し、外食産業が消費者に色んな野菜の食べ方を教えているのが現状。

新顔野菜はサラダ素材が断然多い。

その売れ行きは、テレビなどで取り上げられた時だけは、一瞬的に凄く売れるが日常的には

売れていないらしい。

栄養価が高く体に良いのであれば、買って見ようかと思う。


ご訪問有難う御座います。
お帰りにポチッとお願いします。

にほんブログ村