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個別記事の管理2014-09-07 (Sun)
1963年の8月のある日、残業をしていると課長に呼ばれたのだ。

「明日急ぎの仕事が入ってますか?」

いいえ、急ぎの仕事は入っていません。」

「それなら招待状があるので、明日行って来てくれませんか?」

招待状とは、

1964年完成予定の東海道新幹線の試運転試乗会だったのだ。

「課長さんは行かれないのですか?」

「明日は抜けられない会議が有るから、お願いします。」

と言う訳だ。

ラッキー!!  明日の朝は会社に行かなくて良いのだ。

所で、東海道新幹線の試運転の招待状を下さる方って、

課長とどんな関係
なのだろうと思いつつ、朝を迎えたのだ。


会社とは反対方向だ。

小田原の少し手前に鴨宮という駅が有る。

その鴨宮で降りると大勢の人がすでに来ていたのだ。

別に線路が引いあり、新幹線が横たわっていた

外側から眺めた後、中に入って行った。

中には大勢の人が乗り込んで居たのだ。

皆自由に椅子を回転させたり、背もたれを動かしたり色々やって居たのだ。

私も一応、座席を回転させたり、シートに座って見たり・・・。

こんな感じなんだなぁ~~~と感心したりしたのだ。


最終的にはどんなスピード感なのだろう? 想像も出来ない

後日、この新幹線に度々乗る事になろうとは想像もしなかったのだ。


東海道新幹線0系③

東海道新幹線0系 東京⇔新大阪


モデル線 モデル線区

東海道新幹線の建設では、それまでに無い広軌高速電車の研究開発から開業までを、

1959年(昭和34年)から1964年(昭和39年)までの僅か5年と言う短期間でやり遂げる

ことが求められていた。

東海道線の増設は喫緊の課題だった。

この為に全線開通まで待たなくても試作車両や新設備の実地試験を行える場として、

モデル線」が計画された。

モデル線は全線に先駆けて建設され、1962年から1964年にかけての約2年間、新型車両

設備の試験乗員と保線要員の養成「夢の超特急」の広報と試乗者受け入れを行った。

モデル線が無かったら、僅か5年で開業に漕ぎ着けることは難しかったと考えられる。

現地には、車両基地として鴨宮基地が設けられた。

モデル線は鴨宮から藤沢~綾瀬迄であった。

東海道新幹線試運転地図

東海道新幹線試運転地図


6月26日には十河国鉄総裁を迎えて試験運転開始式が行われた。

1962年10月に全区間約30kmが完成した後は、200km/hを超え、最終的には250km/hを目指して

速度向上試験が進められ、1963年3月30日午前9時46分32秒には速度向上試験で

256km/hを記録
した。



東海道新幹線の0系  0-series Original Shinkansen train



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